概要
スクラム テンプレートは、チームが大規模で複雑なプロジェクトを対応しやすいサイズの作業に分割するために必要なすべての機能を備えています。もっともよく知られている機能はスプリントと呼ばれる時間期限であり、これによってスクラム テンプレートではバックログとボードですべての作業を整理して優先順位を付けられ、同時にロードマップで全体像を常に把握できます。すぐ利用できるレポートで学習して反復しましょう。
スクラム テンプレート
最適な対象チーム
• ソフトウェア開発チーム
• アジャイル チーム
プロジェクト タイプ
• チーム管理対象
• 企業管理対象
課題タイプ
エピック
ストーリー
バグ
タスク
サブタスク
ワークフロー ステータス
To Do進行中完了
スクラム テンプレートを開始する方法

1. プロジェクト タイプを選択する
プロジェクトに進む前に、チーム管理対象か企業管理対象か、プロジェクト タイプの選択を求められます。チーム管理対象テンプレートは個々のチームがセットアップして管理しており、独自の作業プロセス、プラクティス、プロジェクト設定を自己完結方法で制御したいと考えている自律型チームに最適です。企業管理対象プロジェクトは、多数のプロジェクト全体で標準的な方法で他のチームとコラボレーションしたいチーム向けに設計されています。
2. バックログを作成する
スクラム テンプレートに進んだら、チームのすべての作業をバックログに入力することから始めます。プロダクト バックログの基盤であるチームのプロジェクト ロードマップと要件には、ユーザー ストーリーとユーザー バグ、デザイン変更、実験、技術的負債、顧客のリクエスト、ふりかえりのアクション アイテムなどがあります。必ずバックログに優先順位を付けて定期的に点検し、それがプロジェクトの現在の信頼できる作業項目ソースであることを確認します。
3. スプリントを計画して開始する
バックログを作成したら、最初のスプリントでチームがどの作業項目を完了すべきかに優先順位を付けます。スプリントとは、チームが一定の作業を完了する固定の期間 (通常は 2 週間) です。スクラム ボードを活用して、すべての作業をそのスプリントに表示します。ボードは「To Do」、「進行中」、「完了」などシンプルにまとめられているため、チーム独自の働き方を反映させたワークフローをデザインできます。
4. 全体像のロードマップを見る
作業が進み始めたら、スクラム テンプレートのネイティブのロードマップ機能を使用して全体像を把握し、依存関係を追跡して優先順位を簡単に調整できます。統合されたロードマップによって、チームは複数のプロジェクト全体を進める方法を計画して追跡し、早期の段階で依存関係を明らかにできるので、計画作成で一歩先を行けます。また、ロードマップでは、チームの作業状況を関係者に簡単に伝えられます。
5. アジャイル レポートで改善して反復する
何度もスプリントから学んだデータを利用して、デリバリーとパフォーマンスを改善します。スプリント レポート、バーンダウン チャート、リリース バーンダウン、ベロシティ チャートを含むすぐ利用できるレポートによって、チームはデータに基づく意思決定を行って顧客に価値を迅速に提供できます。Jira のダッシュボードによって、重要なすべてのデータ ポイントを単一のビューに組み込みます。
その他のリソース
ソフトウェア開発用のその他のテンプレート
Jira Software
カンバン
強力なボードの課題を使用して、プロジェクトを可視化して進捗させます。
Jira Software
バグ追跡
開発に関連するタスクとバグのリストを管理します。